3月10日 慣れ

ココに来て、私はいつも早起きだ。
夜明けと共に目覚める。
ダカールの朝は少し冷んやりしている。
ソモンはずっと熱帯だった。
ダカールの人はキレイ好き。
だって1日中掃除している。
朝は家の中の掃き掃除(羊の排泄物で床が汚れているから)トイレや
シャワー室の掃除から始まり外の掃き掃除、洗濯など、1日中家事だ。
家族が多く仕事がないせいもあるかもしれない。
日本人の様に女性が働くって事が珍しい。
仕事も少ないんだろう。
でも、私も見習おう…日本に帰ったら。

今、朝食のパンを食べ終えた。
こっちの人の色使いは奇抜だ。
でも、似合ってしまっている所がすごい。
やはり肌の色か…黒い肌には色んな色が映える。
特に原色。
強くハッキリした色の衣類も多い。
写真を見本用に沢山撮って帰ろう。
こっちの人は金色や銀色の服を普通に着ている。
全身金色の人も見た。
スゴイ…。
あれは自分に自信があって着こなしているんだろうか…。
私には真似できない。
私の好きなセンスに一番近いのは義妹のアイダの服装だ。
彼女はシンプルに何でもきちんと着こなしている。

足の裏が毎日汚い。
Welcome to Africa…。
汗疹もカユい。
ノーパン生活にはスッカリ慣れた。
なんだか軽いから日本に帰ってもノーパンかも(笑
息子もトイレトレーニング、寝てる時意外は順調なので、帰ってもできるかも。
問題は飛行機だ。
その間はオシメをするからそれに慣れて教えなくなったら困るな…。
トイレを教えたら過剰な程、ホメちぎってやろう(笑


今日は昼から買い物へ行く。
父ちゃんの機嫌は思わしくない…期待薄…。


どうやら病院で火傷の包帯を替えてもらった時、水ぶくれを破かれたらしい。
水だけ抜けば治りも早いのに皮を取るなんて!
ヒドイ!!
さっきあまりにも包帯が汚れていたから外したら、ぺロッと皮がなくなっていた。
仕方ないからガーゼを当てて四角いバンドエイドを貼った。
シェハおじさんが新しい包帯をくれたのでソレを巻いた。
それで息子の気は済んだらしく大人しくなった。
でも、包帯の新しいのを買って置かないとコレはすぐボロボロになっちゃう。
日本に比べて物の質が悪い。
良いのは人とフルーツの質。
日本にいる感覚で何か欲しいと思っても、そのものは無い。
それっぽい物か、質の落ちるもので我慢するしかない。
コレはでも仕方ない。
ガムひとつ、用が足りない。
ファーストフードひとつ満足できない。
今度海外に出る時は、ココ以外の国にしよう。
アフリカはもう良い。
1回来たら、しばらく良い。
今度はもっと日本と近い状態の所が良い。
生活環境が似ていて、不便の無いところ。
…言葉分からないにも程がある…。

帰ったらしばらく1人になりたい…
1人になって思う存分ボワ~っとしていたい。
人に行動を左右されるのがメッポウ苦手な私だ…

買い物に行って来た。
父ちゃんの機嫌が悪く、息子が転んで更に機嫌が悪くなったので
シカトして息子を抱く。
眠かったのか抱いて少し歩くと眠った。
裏の裏道みたいな所をグルグル回って色々な店を回った。
で、布を5~7枚くらい買った。
全部私の服を作る布。
で、さっき帰ってきてから服のデザインを紙に書いて布に挟んだ所。

今回買った布はほとんど染物で、そうじゃない布も初めはゴワゴワ硬いけど
洗うと柔らかく味が出そうな物ばかりだ。
大いに着て大いに洗おう。
普段着にして毎日でも着よう。
部屋着にでもしようかな。



今、花火が上がった。
何度もバンバン言うので今日はよくバーストするんだな~と思ったら
花火だった。
向かい側の裏通りで上げているらしい。
正面に見える。
安~い感じの花火だ。
父ちゃんは息子を連れてバナナとティッシュを買いに行った。

相変わらず水や電気がよく止まる。
前ほど長い時間ではないので慣れれば普通ってトコ。
この環境に慣れつつある自分が怖い。
ミネラルオウォーターばっかり飲んで、たまにはマンゴージュース、
オレンジやトマトばかり食べてしばらく経つが…
ご飯味やおかず味の物が食べたい…(TωT)
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# by nannka-nannka | 2008-02-11 12:06 | 生活環境

3月9日 

昨日から体中カユくて仕方ない。
汗疹があちこちに出来た様だ。
汗かきっ放しだったもんな…ソモンで…。
今日は又、息子の病院の日。
割礼されたり、大人の不注意で火傷したり…痛い事尽くしで可哀想(TωT)
でも手の痛みは落ち着いている様だ。
このまま順調に治ってくれる事を祈る。

今日は珍しく息子は早い時間に病院へ行った。
私は又腹痛再来…。
マニキュアでも塗りなおすかな…

アイダが服を見せてくれた。
色々見せてもらって作ってもらう服の形を決める。
黄色い服を1セット貰った。
マーメイドスカートが可愛い。
袖の広い服も。
青い色のワンピースも欲しい気がしてきた。
買い物に行って面白い布があったら買ってこよう。
私の体調が良い時に、父ちゃんの機嫌が悪い。

塗りなおした。
丁度息子が帰って来た。
患部の包帯は取れていたが、まだ水に塗らしてはいけないらしい。
日本に帰る頃にはお風呂に入れるそうだ。
火傷の包帯も変えてもらっていた。
病院は今日でおしまい。

息子が「お母ちゃん眠い…」と言うので少し一緒に眠る。
でも、おねしょをして痛くて泣いて起きていた。
少し外に出て羊達にみかんの皮をあげたりしていたけど、今はまた
部屋の中でカーズのDVD見てる。
コイツ…セネガルにDVD見に来たのかってくらい毎日何回も見てる。
まぁチンチンのせいで痛くて思う様に動けないから仕方ないっちゃ
仕方ないんだけど…
私はこっちに来て、まだ1度しかTVを見てないな…そういえば。
この辺はTVって一家に一台だ。
やっぱり30~40年代の日本的な感じ。
映りも悪いし…。
洗濯機も無いし。
冷蔵庫もないし。
ガスコンロもポータブルだし…。


しばらく外で羊を見ていた。
アフリカか…。
合わないなぁ…。
生活的な環境が自分に合っていれば住んでも楽しそうだけどサ…。
今、息子は服を仕立てるのに寸法を測りに、父ちゃんとアイダにつれられ
仕立て屋さんに行った。
私も服作ってもらうの楽しみ(。-∀-)ニヒ♪
服の好みはこっちの方が合ってる気がする。

今、帰って来た父ちゃんと将来の事について話していた。
彼は彼なりのビジョンがある様で、熱く語っているのを冷静に聞いていた。
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# by nannka-nannka | 2008-02-08 18:24 | 生活環境
又床で寝た。
体は痛かったけど暑くない。
朝起きてから、息子と父ちゃんと散歩に出たが私だけ先に帰ってきた。
鏡がないので、まだ自分の顔を見ていないが、きっと日に焼けて
みっともない顔になっているんだろう。
やっと今日、ダカールに戻れる。
ココの景色や人柄、環境などは申し分ないが住環境にはウンザリだ。
ちゃんとした家を構え、水や電気も確保でき、自分に合った住環境があれば
ココには住みたいと思った。
暑いけど、田舎だし、生活面が充実していれば住むには最高。


ソモンでお世話になっているこの家の敷地には家が3つ建っている。
平屋の社宅サイズの家が。
庭もある程度広く、今日まで観察して分かったが、掃除のパートが決まって
いる様で、起きた順番でめいめいに決まった場所を掃除している。
で、みんな終わると庭全体がキレイになっている。
役割分担か…うまく出来ている。

家の入り口にドアはなく、各部屋のドアのみがついてる。
その入り口の階段に座って髪を梳いていると、1人の男の子がニワトリを
追いかけながらやって来た。
そして私を見てハッとした顔をしたが、私の前まで歩いてきて
「ジャポネ?」と聞いて来た。
「ウィ」と言うと嬉しそうに笑った。
そうじゃなかったらどうしただろう…
ココでは白人の事を「トゥバップ」と言う。
私や息子は現地の子供にそう言われた。
ソモンの子供達は黒人以外はみんな「トゥバップ」だ(笑
ダカールでは町の人によく「シノア」と言われた。
「シノア」とは中国人。
指を指されるのがイヤだった。

その子を見送ってからカメラを持って近くの通りへ行って見た。
町で会う人がみんな笑いかけてくれる。
珍しいだけか…(笑
「ボンジュール」と挨拶をしてくれる人も結構いて嬉しく「ボンジュール」と返す。
塀の上から顔を出す花や町並みを撮って歩く。
歩いていると何人かに「ジャポネ?」と聞かれる。
ダカールと違い、ここの人は日本人と中国人の区別がつくらしい。
不思議…。
後で分かった事だが、服装や目の動きで見分けるらしい…さすがだ。
あとはカメラ…やっぱりね(笑
弟を連れて歩く女の子にオレンジ色の花を一輪もらった。
嬉しかったのでキャンディーをあげた。
「メルシー」と2人、走って行った。

戻ってからすごい張り切って荷物を作ったのに帰る気配が全くない。
…なんて書いていたら息子が右手を火傷した…Σ(゚Д゚;エーッ!
父ちゃんがお湯を沸かしてお茶を入れているところに息子が行ったのに
父ちゃんがちゃんと見ていなかったせいだ。
例の危ないガスコンロ…
丁度子供の胸の高さだった。
火を消した直後の暑く焼けた、ガスの出口、火のつく鉄の所、そこに息子が
手を掛け、ふらついて握ったのだ。
いきなり火がついた様に悲鳴を上げて泣き出した息子に驚いて駆け寄り
両手を見てみると、右手の平1/2くらい、あと全ての指の先に火傷をしていて
特に親指の付け根の所は、握ったそのものの痕がついていた。
ガスの出る小さな穴のツブツブまでクッキリとついている。
父ちゃんに対して頭に来たが、グッとこらえる。
今はそれどころではない。
この近くに病院はないらしく、父ちゃんは「大丈夫、大丈夫」ばかり言っている。
大丈夫なわけねーだろーぉ(╬゚Д゚)!!!!
悪い事をしたから痛いのだと思ったのか、息子は痛みに震えながら
「ごめんねー、ごめんねー」と泣いている…ノд-。)
何も悪くないのに可哀想…
2時間くらい泣いていた。
氷を買って来てもらい、手を冷やしながら父ちゃんが抱いていたが
ずっと泣いているのでイライラしてきたらしく「泣かないでよ!」と怒り出した…
限界を感じ、息子を奪い部屋へ向かう。
10分も抱いていると泣き疲れて眠ってしまった。
タオルを敷いて寝かせると、ココの奥さんの1人が歯磨き粉を持って来た。
「…?」と思っていると、眠っている息子の火傷した所に静かに塗っている。
へ~…と思い、お礼を言う。

今は買って来てもらった薬を塗り、包帯を巻いて落ち着いた様だ。
ココの子供達と一緒にCarsを見ている。
こっちに来てから痛い目に逢ってばかりの息子…可哀想過ぎる…。


昼食も食べ終えて、しばらく経つと言うのに帰る気配が全くない。
父ちゃんすら何処に行ったのか…姿が見えない。
コレで又、一晩泊まるなんて言われたら…拷問だ…。
朝からずっとトイレを我慢しているんだよね私…。
本当にココのトイレには行きたくない。
しかもココの奥様方、良く喋る。
遊んでるのか口喧嘩なのか、絶え間なく、勢い良くトークしている。

今、又息子が寝た。

この家付近の道は、本道がアスファルトって事以外、すてべが砂の道だ。
足をとられて歩きにくい。
コレが足の筋力を強化させ、少し細くなってくれればいいが…(笑
セネガルはスタイルの良い人が多い。
溢れている。
それも普通な様だ。
コレってすごい事だと思うけど…。
さっき英語の話せるお姉さん(名まえは知らない)とその話しをした時
「あなたの髪はストレートが普通でしょ?でも私達にはそれがない。
多分それと同じじゃない?」みたいにサラッと言われた。
言われて見れば…間違いじゃない…。
でも、髪がストレートよりスタイルが良い方が私なら良い。
ないものねだりか…。

髪といえば、こっちの女性は髪を編み込んでいたり、布を巻いているのが
想像として多いと思うが、実はウィッグをよく使う様だ。
でも見栄えは様々。
おしゃれに使いこなしている人と、そうでもない人。
使いこなしている人は勿論、見栄えも良いしカッコイイ。
でも、そうでもない人は…分かりやすく言うと乗っけてるだけ(汗
バサッと乗せているだけだからモサモサしてる。
洗濯をしているラマ(妹ではなくて父ちゃんの友達の方)の髪がズレて、
左に傾いたのを見た時はビックリした。
でも、そういう使い方の人も結構多くいて段々見慣れた。


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息子が寝て一人になる時間が出来たので考えたんだけど…
突然日本から出て、初めての海外がココって言うのは…
今思えばかなりキツイかも。
日本は世界でも先進国の中にある。
セネガルと日本…国の抱えている問題が余りにも違う気がする。
日本は腐った政治家、イジメや自殺の問題。
セネガルは生活・仕事、そして食の問題など…国の貧しさだ。
体に染み付いた先進国の生活。
父ちゃんは日本に来た時、驚くというより戸惑った事だろう…。
彼のプライドが「そう」とは言わせないだろうが、きっとそうだったに違いない。
この国の人はみんな優しい。
知っている人でも、その日初めて会えば年下の人間から握手を求める
コミュニケーションをとる。
知らない人との挨拶も当たり前。
目上の人間を尊敬し、大切にする国だ。
日本にはそれが全くない。
その点は見習うべきだろう。
でも、日本の持つ清潔さは…私には手放せない…。
トイレで水を使うのは良いけど。
良い物は取り入れよう。
物を大切にするとか、ご飯を残さないとか、食べ物を含む全般で物を無駄に
しないとか、そういう事は大事にしたい。
日本に帰ったら休みもしばらく取ってあるので、ゆっくり考えてみよう。


今夜19:00頃にココを出られるそうだ。
息子の火傷の痛みはひいてきた様だ。
結構ぐっすり眠っている。
手の平はミズブクレになっていた。


ココに来て足の裏がキレイだったためしがない。
シャワーもビーサン履きっ放しだ…
外に設置してあるのもあり、終わって部屋に着く頃にはスッカリ砂で汚れている。
日本で普通だった『風呂』が、こんなにもありがたい物だったなんて。
また、日本での生活のありがたみについて色々考える。


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ダカールに帰ってきた。
帰りもやっぱり行きと同じでポンコツ車だ。
トランクに荷物を詰めてドアを閉める所まで見ていたら、トランクのドアが
ちゃんと締まらないらしく、閉めた後、なんと紐でドアと車本体を結んでいた。
しかもロープとかじゃなくて、書類を束ねるのに使う様な細い綴じ紐みたいの…。
ビックリだよね。
で、ドアの取っ手も無くて中の方(ドアの取っ手が着いてたらしい凹み)の金具に
結び付けてある紐を引っ張って「開けて下さい」みたいになってんの…ヮ(゚д゚)ォ!
で、運転席側の窓に並んで付いてるフロントガラスの脇の三角形の窓あるよね、
あれ、無いの。
して、フロントガラスの助手席側にはクモの巣状のヒビが
アートみたいに入ってる。
思ったんだけど、日本のフロントガラスとかって強化ガラスだけど
こっちの車のガラスはみんな普通のガラスなんだよね。
それか普通のガラスよりチョイ厚めのガラスか…。
日本車の窓のヒビ入り方とは違ってる。

ダカールに向かって走ってる間、何度も危ない目に逢った。
他の車の横入りは当然で 無理な追い越しはあるし、対向車も危ないし
極め付けには政府関係の車。
これが一番危なくて、初めは救急車かなって思うくらい優先的に走ってた。
でも、それにしてはそんな車が多すぎる。
ファザード上げながら10台以上クラクションをブーブー鳴らして、私達の車や
前の車を対向車も気にせずにビュンビュン抜いて行く。
父ちゃんに「この車は何?」って聞くと
「ガバメントのバカヤローたち」と言っていた。
政府関係だからと言って、コレは危なすぎる。
政治家の公用車なら、この交通事情から何とかするべきだろうに。
そんな風に怖い思いをしながら、町を大小5~6個越えてダカールに着く。
相変わらず土埃と排気ガスはスゴイ。
でも、まぁ、やっとマシなシャワーで頭を洗い、いつまでも温まらない
エアーマットで眠れる。
あまりにも現実的にイヤな事ばかりでトイレに入るのも避けていたら
腹の調子が少し良くなった気がする…荒療治か…(苦笑
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# by nannka-nannka | 2008-02-07 12:32 | ソモン