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世間知らずの私が、カルチャーショックに出逢った日


by nannka-nannka
ここまで取り敢えずは順調に乗り越えて来たが、昨日は夜中に又トイレ…。
部屋に戻っても眠れなかった。
何時間、眠ろうとゴロゴロしていたのか分からないが、何だかとても寒くて
なかなか眠くならなかった。
いつの間にか眠ったけど、早朝から父ちゃんがダウンタウンに出掛けるとかで
起こされて、出て行ってから起き上がる。
息子の眠るポジションを直していたら息子も起きてバナナを2本食べていた。

何だかやっぱり腹具合が悪い…。
息子もアレからずっとお腹がゆるい。
普段でもお腹が弱いので息子が心配。
割礼してからずっとTシャツ1枚で過ごしているのでソノせいかも…。

朝食はママドゥとアメットと一緒に摂る。
息子は普通にゴキゲンだヾ(*´∀`*)ノキャッキャッ
ママドゥの事を何度も間違えて「父ちゃん」と呼んでいたのには笑った。
私のお腹は引き続き不調でやっとパンを10cm食べた。
今はまだ風が冷たいが昼には暖かくなるのかな…
夜には雨が降った。
道が濡れていた。

息子は昨日ママドゥに肩掛け用のポーチをもらって上機嫌で
「お買い物行って来るわ」と何度も言っていた。
又、夜になってダウンタウンから返ってきたママが、昨日買って来た
お守りのブレスレットを持って来た。
ちょっと重い。
息子にそれを付けようとするとイヤがって泣いたが、父ちゃんに叱られて
大泣きして腕にはめられていた。
温泉とかに入ったら色変わると思うけど…大丈夫なのかな…。

外からピーナツを煎る香ばしい匂いがする。
あの作業は女性の内職の様だ。
家を立てる時に使う石を細かく砕く仕事や、煎ったピーナツを小さな袋に
小分けして入れ、それを店を出している人に売ったりしている様だ。
今、息子が煎り立てのピーナツを貰って来た。
結構熱い。
皮をむいて2人で食べた。
美味しかった。
日本に帰って、このピーナツを食べられないのは淋しい。

今、昼寝から覚めたトコ。
一生懸命、詩を作ろうとしてる夢を見た。
何だかとても難しかった…。
詩を書かなくなってから多分もうすぐ5年くらいになる…。
言葉や文章のセンスって日々衰えるから、また書こうと思ったら
1から磨き直さなきゃなんないんだろう。
こうして日記を書いていても文章のセンスは本当になくなったと
つくづく思う…。
いつか又、書いてみたいな…。
日本に帰ったら時差ぼけと、休みも沢山あるので、誰とも合わない時間に
目が冴えてる時、ゆっくり詩集でも読もう。

誰かに自分の力を必要とされている時、その力は以前に比べて余り無いとする。
そんな時にはどうしたら良いんだろう…。
人って、こういう部分でも変わって行くんだろうな。



この国の女の子は良く働く。
日本とは大違いだ。
生活環境や家族構成の関係もあるんだろうけれど、本当によく親を助けている。
庭の掃除や、いたる所の掃き掃除、洗濯や日に何度もトイレ掃除、子守や
食事の支度まで、母親を手伝ってよく働いている。
しかも文句も言わず当たり前に手伝っている所が偉い。
兄弟同士で喧嘩をしても親には歯向かわず背きもしない。
逆に日本じゃ有り得ない。
子供の頃からそういう環境で育つので、大人になっても特別勉強せずに掃除、
洗濯、食事の支度と当たり前に出来る、一人前の女性になれるんだろう…。
ただ、この国の教育事情には少し首をかしげるものがある。
この辺でも、学校に行っていない子供が多い。
そのせいで、今ですら字を読み書きできない大人が多い。
日本じゃ、戦後生まれの年配者だってそんな人は少ない。
家庭の事情や様々な事があるんだろうけど、国家的にあまり子供を大切に
していない様に受け止めてしまう。
外の物乞いの子供達や、物売りの子供達は当然学校には行っていない。
住んでいる家も無い。
彼らの将来に、国は力を貸してくれない。
この辺は、やっぱり日本は先進国だなと思う。
家や家族の無い子供には施設があり、学校へも行ける。
もし、私がすごいお金持ちなら、この子等を引き取って日本語もフランス語も
教えて学校へ行かせたい。
そして立派な大人になってもらって、同じ様に恵まれない環境にある
世界中の子供を助けて欲しい。
悪が連鎖するなら、優しさや愛情も連鎖するはずなんだ…。


息子は明日から普通のパンツが履けるそうだ。
何より嬉しい。
# by nannka-nannka | 2008-02-14 13:07 | 思う事
今日は夜明け前に起きた。
昨日寝たのも早かった。
又お腹がゆるくなっている。
息子も2日前から、お腹があまり思わしくない。
疲れがピークに来ているのだろうか。
安眠も出来ず、食事もままならない。
昨日の夜は又、ポテトと卵。
ここでは油をヤバイくらい使う。
薄味の卵は油にコーティングされて、口に入れてしばらく噛まないと
味が分からない。
全てにおいて油が多い。
焼くというより揚げてる感じ。

朝食のフランスパンにチョコレートクリームを挟んで食べた。
シャックリが出る(笑

午前中、眠くなり少し眠っていた。
でも息子がパタパタ来ては「チンチンいたい」とか「Cars見たい」とか言って
起こされたので寝た気がしない。
しまいには又、腹痛…(・´з`・)
朝食はやっぱりオレンジじゃないとダメらしい(TωT)
で、今、昼食食べた。
サンマっぽい魚をご飯の上に乗せたヤツ。
私はどうしてもスプーンで魚を食べられない。
箸じゃないとダメだ…どうして割り箸を持って来なかったのか…
初日から後悔していたんだった…。

ソモンでヤラレた息子の虫刺されもカサブタが取れて随分良くなってきた。
手の火傷も昨日、包帯が汚れていたので取ってしまったら、皮がマクレた所も
乾いていた。
ほとんど痛みは無い様だ。
指の方の水ぶくれも硬くなり平気そうだ。
日本に帰る頃には元気になって欲しい。
割礼の傷もカサブタになり、さっきパンツを履かせてみると履けたので
かなり良くなっているんだろう。

今朝、私の鬼の顔をあみだした。
息子がテキメンに怖がるやつ。
両手で両目のふちを押さえ、目一杯上に吊り上げる。
視界がなくなるくらいに。
あまり言う事を聞かずに悪い子の時、やる事にした。
すると慌てて私の両手を顔から離し、半ベソをかきながら
「母ちゃんごめんね~!鬼にならないでーっ!!」と私の許しを請う(笑
慣れて平気にならない様に気をつけよう(笑


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買い物に行って来た。
息子は寝てたので父ちゃんに見ててもらってママ・アイダ・ニャイのママとで。
この家の近くのマーケットはお祭りの出店の様になっていて、おそらく店は
数百軒はあると思われる。
色んな種類の物が売られて入いて布やストール・スカーフ・日用品・食器類
アクセサリー・サンダル・下着・衣類・スカート・ジーンズ・金物・お菓子・フルーツ
パン・キャンディー類・ジュース・水・etc…本当に様々だ。
それぞれが、それぞれの専門店。
ダカールでは町を歩いていると『トゥバップ』(白人)ではなく『シノア』(中国人)
と呼ばれる。
確かに同じアジア系で見分けずらいが…ココでは『シノア』のイメージが悪い
らしく、意地悪な目で見られる。
国籍を間違われ、そんな目で見られる事に耐えられなくなった私は、
最後に若い男に『シノア』と指を指された時、キレて「ノン!マン、ジャポネ!!」
と、逆に指を指し返してやった。
ママ達は笑って見ていた。
すると驚いたのか、少しの間、口をポカ~ンと開けて私を見ていたが
突然ハッとした顔で「ジャポネ?オ~…」と言い、一緒に居たママ達に私が
日本人かとウォロフ語で確認している様だった。
最後のママの「ワウワウ、スィー」と言う言葉を聞いて、彼は握手を求めて来た。
「???」と思いながら握手をすると、被っていた帽子を脱いで何か言ってた。
アイダに聞くと謝ってくれたらしい(笑
手を振って別れる。

その後、金物屋を沢山回ってレトロなボウルを購入。
どれも可愛い変な物だ。
レトロなにおい…変な物大好き(笑
もっと裏に入ると、金物屋サン通りみたいな小道があり、小道の両側に添って
ズラーっと金物を作りながら並べて売ってる場所に出た。
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めいめいで
鍋やなんかを
作っていた。

何の金属か分からないけど、シルバーカラーで、溶かしたり型に入れたりと言う
作業ではなく、ひたすら金槌でその金属をトントン叩いたり、ヤスリでこすって
仕上げると言う作業法。
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3月13日 近所のマーケット_e0128692_9533232.jpg




物を作る
作業と言うのは
余り目にする
機会も
無かったので
面白かった。

見ていて
飽きない程。


帰りに揚げパンを売っているのを見た。
においは美味しそうだったけど、私はもう油は無理…(`ω′;)
フルーツはどれもいつ見てもキレイで涼しげ。
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それぞれの
彩がキレイで
見ている
だけで
癒される。



マーケットから帰って来る途中、道でサッカーをしている子供が居た。
私達はズンズン歩いてそこを通り過ぎようとしたら、ボールがこっちに
転がって来て私の足元に。
立ち止まると、10才くらいであろう男の子が駆け寄って来て足元のボールを
拾い上げ、胸に手を当てて会釈をした後、私に道を開けてくれた。
…なんてジェントルボーイなんだろう…。
その子達は物乞いだったらしく、ダメ元だったのかカンを持って又
後ろから来た。
ママにお金を預けていた私は、ウエストポーチにティッシュとハンカチと
キャンディしか入っておらず、中を子供達に見せた。
「ごめんね、お金は持ってないの」と日本語で言って、ポーチに入っている
キャンディーを全部、彼らの持っているカンに入れると
とても嬉しそうに「メルシー、マダム」と何度も言って笑ってくれた。
なぜあんなに素直で優しい子供達が、こんなに酷な生活を強いられるのか…
なぜこんな生活でも、あんなに優しい笑顔と瞳を失わずに生きられるのか…
私は何だか…とてもいたたまれない気持ちになり、我慢しながらも
ポロポロと泣いた。
するとママは、その行為を悲しがって私が泣いてるのだと思ったらしく
子供達に向かって何かを怒鳴りだした(*゚Д゚*)<!?
ビックリしてアイダに、ママを止めてと頼む((;゚Д゚)ヒョエー
固まる子供達…アイダにナゼ泣いたかを説明…ママに報告…理解完了(笑
泣きながらも笑って手を振ると、やっと子供達に笑顔が戻り手を振ってくれた。
…とっさに言葉が通じないと、こういう場面で本当に困る…(*ノω<*)




家に戻って、又ベランダへ。
庭の向こう側ではタライやカン、ペットボトル、ポリタンクを叩いて
青年達がリズムを奏で、歌を歌ったり踊ったりしている。
ここでは、それは日常的なことだ。
みんな仕事に追われず、必要なだけの仕事をそれぞれが決めて、こなし
のんびりと生きている。
ある意味、コレが普通なのかも…。
確かに裕福ではないけれど、有る物を有る様に使い、無駄に物を欲しがらず
慎ましやかな生活…。
これが理想的な生活と言うものではないのだろうか…。

(人´∀`)☆.。.:*・゜近所のマーケットの風景*:.。☆..。.(´∀`人)

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マーケットの
入り口から
見たところ

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色々な

日用品が

沢山出ている

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道行く女性の

衣類も

色とりどり…

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ソファーまで

道で売ってる

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ここでも…

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コカコーラの

看板と

イスラムの

偉い人の写真



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ダカール(セネガル?)の女の人はヅラが多い。
ウィッグは当たり前で、ヅラもバレバレだけどかぶっている。
父ちゃんと仲良しのラマもバッサバサのヅラを普通にかぶっていた。
キレイにかぶっている人も多いが、バサバサの人も少なくない。
まぁ、ある意味ミスボラシイ感じの人も見られるが、ココでは大抵普通だ。
それよりエクステで髪を上手に編み込んでいる人の方が見ていてステキ。
キレイに何本も分け目を入れて編み込んでいる。
地毛で編みこんでる人はもっとキレイ。
子供の女の子も見事だ。
とても美しくまとめられている。
コレってアートだと思う。
しかも子供達のまつ毛はビューラーで巻くよりクッキリとカールがかかっている。
天然パーマのまつ毛だ。
物凄い可愛い゚+。:.゚(人*´∀`)゚.:。+゚・
しかも濃い。
羨ましくなる程…。
この家の裏でも、2人のお姉さん(お母さん?)が子供達の髪を上手に
編んでいた。
帰るまでに、出来たら子供達の髪型を1人1人摂りたい。


さっき、蝶のハネで作った絵を売りに1人のおじさんが来た。
4枚あって全部欲しいと言ったら25.000セーファーと言ったのでやめる。
「いらない」と言い続けると10.000セーファーにまで下がった。
情熱が冷めたのでアッサリと断り「メルシー」と一言。
おじさん悔しそうに帰って行った。
残念だったね…おじさん…。
# by nannka-nannka | 2008-02-12 12:00 | 子供たち
朝からダウンタウンに行って来たが、やっぱりみんな高くするので
なかなか思う様に買い物がはかどらなかった。
今 買って来たのは、やかん3つ・アフリカンパンツ6枚・ジーンズ2本
服3枚・なぜか布2枚。
ダカールの町を歩くのはとても疲れる。
坂も多いし、砂やゴミだらけで歩きにくい。
ゴミは主に透明なビニール袋が大半を占めていた。
しかも街が入り組んでいて、自分が何処を歩いているのか分からない。
月曜日は全ての店が開いていた。
店を持たずに商品を持ち歩いて売ってる人も結構いた。

何をか忘れたが、何かを待っている時、なんとなくビルを眺めていると
そこはアパートらしく、ベランダが団地の様に並んでいた。
そしてチラホラ見える、ベランダの大きな物体…。
じっと見ていると人が来て扉を開けていた…冷蔵庫だ。
しかも、なぜみんなベランダに置いているんだろう…
こっちではそうらしい。
見えた冷蔵庫は全てデカかった。
あ、だからかも。
冷蔵庫があるって事が分かった。

次はママが息子のお守り、注文してたのを取りに行くと言い裏通りへ。
細い路地を進み、家が密集する中の一角に着いた。
そこは家に囲まれた小さな広場にある小さなお店。
立ったまま、その一角で待つ。
他国の家庭の切り取られた1部を観察するのは面白い。
昼時だったのもあり、女の子が2人、ご飯支度をしていた。
その量がスゴイ…。
一体家族は何人…、いや、何十人居るんだろう。
全てが業務用サイズ。
鍋も大きいけどオタマみたいなかき混ぜるヤツが、もうスコップ並みヮ(゚д゚)ォ!
セメント混ぜるみたいに、ご飯混ぜてるんだ…
で、タライみたいのに味の付いた炒め物みたいのを入れてた。
そう、大きさ的に全てがタライや洗面器仕様なんだよね(笑
すごく大きいの。
私の実家が食堂やってるんだけど、ウチで使っている鍋とかと同じ大きさ。
で、多分アレは家族の1回分の食事量だと思う。
ホントに大家族が多い。
一夫多妻だから当たり前なんだけど…。
売ってる物も大きいものだらけ!
350gのマーガリンより2Kg入り、300gのチョコレートより5kg入り…
なんとバケツサイズ(笑
バターやなんかも同様。
家族が多いと売るものも大きい。
コレにはビックリというより、目新しい物ばかりで楽しくてワクワク(*゚∀゚*)
用も無いのに買いたくなる(笑
私も買ってみたい…2kgのマーガリン、5kgのチョコレート…
絶対余すから…ヾ(´囗`。)ノォィォィ

皿も、すごく大きな物ばかり売っている。
直径50cmや1メートルの皿なんてザラだ。
カップも大きい。
そして大きい物を買って、余す事が無いのも又、すごい事だ…。
核家族化が進む日本に生まれた私は、子供の頃7人家族の自分チが
大家族だと思い、今でもそう思っていた。
ココに来るまでは…(*゚Д゚*)!!
でも、こんなに沢山の人間に囲まれて生きていると心は豊かになると思う。
少なくとも疎外感と言う物に苛まれる事はなさそう。

息子は鉄製のブレスレットのお守りを貰っていた。
ちゃんとイニシャルが入っていた。
キレイな飾り彫りの物。

帰る頃、木のカタマリを乗せているリアカーがあってソレを売っているらしい。
何かと思って近付いてくと父ちゃんが「ココナツ食べる?」と言う。
「あ~、ココナツか!」と思い、食べる事にした。
南国といえばココナツ…食べるしかないでしょ(笑
丸いココナツの上部をナタでスパッと切るとゴツゴツの涙型の木の中に
白く丸い空洞があって、その中に一杯水が入っていた。
「おいしそ~」と思い、飲んでみるとマズかった…(`ω′;)
シブイ味の水で、木の味がする。
頑張って半分飲んだけど、後は父ちゃんにあげた。
飲み終えたココナツを半分に割って中の白い実を店の人が出してくれた。
乾燥した物しか食べた事が無い私が生のココナツの実を食べる貴重な体験…
マズかった…(゚д゚lll)
ココナツは乾燥したのに限る…。
1回食べたので良い経験になった。
次はヤシの実に挑戦したい…。

で、思ったより沢山の荷物を抱えて帰る…


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家に着き、疲れてまったりしていて「あ~もうすぐ寝ちゃうな~…」って時に
マラブーが来た。
居る間中眠くてボーっとしていた。
今、父ちゃんは私の昼食を買いに行っている。
シェハおじさんが氷を持って来てくれた。
マンゴージュースでも飲もうかな…。

モスバーガー食いたい。
こっちのバーガーは衛生面でチョット怖い。
そして私にとってはムダに辛い…。

アイダに青い布のプレゼントを1枚貰った。
嬉しい(*゚∀゚*)
夕方、近くのマーケットに行くと言っていた。
また、みんなで繰り出すんだろう…☆⌒d(´∀`)ノ


帰って来た。
プラプラしてきた。
町では、よく目が合うと手を振ってくれたり、挨拶してくれたりする。
子供なんかも…。
この国の人は本当に優しく礼儀正しい。
女性を大切にする国の様で、気付かずに私の行く手を阻んだ男性は
子供であっても胸に手を当て頭を下げて詫びる。
さっきもダウンタウンに出た時、私の前に自転車で向かってくる男の子が居て
アイダがその子の自転車のハンドルを掴んで止め、叱り付けていた。
良い環境だと思う。
悪い事やマナー違反を大人が叱る。
日本も昔はそうだったのに…。
その辺、セネガルが近代化して来たとしても変わらないで欲しい所だ。


荷物をキレイに入れ直そうと思ってスーツケースを開けたけど、
まだ使う物とそうでない物、帰りには要るが今は出さない物なんかがあって
結局、買った物を詰め込んで終わった。
帰る前日に用意しよう…今は無理だ。
仕立てた服が出来たら、また更に荷物が増えるんだった。
スーツケース締まらなくなったらどうしよう…(;・∀・)
無理やりにでも入れなくちゃ…。
子供用の消耗品も多く入れて来たし、来た時よりは内容量は減っているはず
だから何とかして全ての荷物を入れたい。

ずっと思っていたが、ココに来てから修行の様な生活だ。
不便で不便で仕方ない。
今、息子が「おうちに帰るぅ…」と泣き出した。
さすがに2才児にこの環境はキツ過ぎたか…。
誰より、息子には一番過酷だったかもな…肉体的に…痛いことばかりで…。
私は環境的にキツかったな。
不衛生な環境と土埃…だめだった…。
息子の手足が、自分の手足が、気が付くといつも汚れている。
「ゴウに入りては…」と言うが…この環境には、やはり馴染めない…。
砂にまみれているとは言え、羊のウンチをほとんど素足で踏み付けている
この状況がダメだ…。
ビーチサンダルの生活は、素足で歩いているのと同じだ。
生活に当たり前に付属していたアイテムが無いのはキツイ。
子供に危険の無い高さに設置してあるガスコンロ、これは重要だ。
まな板も包丁もない。
こっちの人は小さいナイフで料理をし、皿の上で切る。
文化が違うと言う事は、生活環境から当たり前に違うんだと、今回痛感した。
コレも合う合わないがあるので、日本人全てがダメと言う事はないだろう。
あくまでも『私』が合わないだけの話だ。
プライバシーが守られた上でタラタラと気楽に過ごせるって、実はすごく
貴重な事だったんだ…。
高校でてからずっと1人暮らしだったから当たり前の事だと思っていた…。

ふと思ったけど、コレって避難訓練にもなってる気がする。
日本で大地震とか来て家が壊れたりした時、その後の生活を左右する手段を
今、学んでいる感じもする。
文明に頼らない生活は逞しい。
それなら今のうち、こっちで色んな事を身に付けておかなきゃ(`ω′;)
この時間を大事にしなきゃ…。
そして帰ったら、安全で快適な生活に感謝して生きなくちゃ…。
快適面での『当たり前』って言うのは、ホントは無いんだ。

寝る前に父ちゃんの家族とそれぞれ一緒に写真を撮った(。-∀-)ニヒ♪
# by nannka-nannka | 2008-02-11 18:43 | 物のスケール